2011年02月03日

国分寺3・2・8号線訴訟の最終準備書面(目次)

国分寺3・2・8号線訴訟の最終弁論にあたり、原告側は、裁判経過をふまえ、専門家の陳述や被告側への反論などを含む原告側の論点をまとめた、全8章、180ページを超える「最終準備書面」を提出しました。参考資料として、その目次を公開します。


「最終準備書面」 目次 (カッコ内はページ)

はじめに (8)
第1章 本件道路建設事業と認可の違法性 (11)
 第1 違法性の判断基準 (11)    
 第2 本件事業認可の違法性 (12)
 第3 本件アセスメントの重大な誤り (13)
  1 アセスメントの重大な誤りと本件事業認可の違法性 (13)
  2 前提としている実態、事実の誤り (14) 
  3 評価の基準についての誤り (15)
  4 代替案も検討しない欠陥アセス (15)

第2章 公共性の不存在について (17)
 第1 公共性と本件事業認可の違法性 (17)
  1 公共性に関する都市計画法及び土地収用法の要件 (17)
  2 公共性に関する行政裁量 (17)   
  3 本章の構成 (18)
 第2 自動車交通需要の減少 (18)    
  1 自動車交通需要の減少 (18) 
  2 最新の資料に基づいてなすべき事業認可 (20)
  3 基礎調査における「将来の見通し」が欠如していること (22) 
  4 小括 (22)
 第3 必要のない本件道路 (22)
  1 多摩地域南北の幹線道路としても環状道路としても不必要 (22)
  2 府中街道のバイパスとしても不要 (24)
 第4 費用対便益について (26)
  1 被告及び参加人都が前提とした事実 (26) 
  2 事実に誤認があること (26)
  3 小括 27
 第5 府中街道の改良で十分対応できる今後の交通量 (27)
  1 参加人都の主張 (28) 
  2 未だ不十分な府中街道の改良 (28) 
  3 小括 (29)
 第6 いずれの公共性も欠如 (30)
  1 参加人都の主張 (30)  
  2 地域の環境保全にならない本件道路 (30)
  3 防災効果 (33)
 第7 小田急判決の規範からも許されない本件道路建設 (34)
 第8 なぜ公共性がない道路建設が推進されるのか (34)
  1 ネットワーク論の誤り (34)  
  2 それでも道路は作り続けられるのか (35)
 第9 まとめ (35)

第3章 大気汚染を激化させる本件道路建設 (37)
 第1 はじめに (37)
 第2 大気汚染の激化〜健康被害が発生する事実を看過した誤り (38)
  1 道路公害による大気汚染の激化と健康被害 (38)
  2 本件道路建設による大気汚染 (41)
  3 大気汚染の激化を予測しないアセスの誤り (43)
 第3 現行環境基準の基準値にのみによる判断の誤り (46)
  1 環境基準のみに頼る問題点 (46) 
  2 環境基準内でも発生・増加している健康被害 (46)
  3 健康被害を発生させる大気汚染と環境基準 (49)
 第4 PM2.5について検討していない誤り (52)
  1 PM2.5による健康被害の危険性と環境基準の設定 (52)
  2 明らかにされている健康破壊の危険性 (53)
  3 アメリカでの規制、WTOでの基準設定とその意味 (56)
  4 明らかにされてきた重大な汚染 (56)
 第5 代替案の検討抜きの欠陥アセス (58)
 第6 被告ら主張に対する反論 (58)
  1 道路建設による大気汚染の改善に対する反論 (58)
  2 住民による測定活動とその正確性 (59)

第4章 騒音被害を発生させる本件道路建設 (63)
 第1 はじめに (63)
 第2 騒音被害の本質 (64)
  1 騒音による被害とは (64)  
  2 睡眠妨害 (65)
  3 身体的被害(健康被害) (70)  
  4 日常生活の妨害 (73)
  5 騒音に関する近時の社会状況及び騒音対策の進化 (74)
  6 道路騒音問題による被害の広がりと深刻さ (80)
 第3 本件道路の供用開始による騒音被害の激化の蓋然性 (81)
  1 本件道路地域は静かな住宅地 (81)
  2 供用を開始した道路、類似事例での騒音 (83)
 第4 基準の適用の誤り (87)
  1 近接空間の特例を適用した違法(87) 
  2 環境基準適用にあたっての問題点(95)
 第5 アセスの予測・評価の手法の誤り (102)
  1 類似事例の実測値と乖離する本件アセスの予測値 (102)
  2 合成騒音の予測の懈怠 (103)  
  3 高所騒音の予測の懈怠 (106)
  4 評価の指標において環境基準以外の指標を用いていない (108)
  5 環境保全の措置が不十分 (108)
 第6 測定結果の正確性 (117)
  1 評価マニュアルにもとづく測定方法 (117)
  2 騒音の事実を否定できない参加人都の主張 (118)
 第7 まとめ (119)

第5章 住環境・生活を破壊する本件道路建設 (120)
 第1 本件道路計画地の現状 (120)
  1 はじめにー事業計画地の変化および現状 (120) 
  2 人口、世帯数の増加 (120)
  3 第一種低層住居専用地域である現状 (121)
  4 豊かな自然環境と文化財に恵まれている現状 (122)
  5 周辺住民が高齢化している現状 (122)
 第2 住環境・生活の破壊 (123)
  1 良好な居住環境を享受する権利 (123)  
  2 住環境への思い (123)
  3 騒音・大気汚染等の道路公害 (124)  
  4 コミュニティの破壊 (125)
  5 東京都の基準にも反する生活・交通サービスへのアクセス阻害 (126)
  6 農業・農地を生かしたまちづくりを破壊する本件道路 (127)
  7 東京都の基本方針にも反する道路建設 (129)  
  8 まとめ (129)

第6章 失われる「居住の権利」 (130)
 第1 居住の権利 (130)
 第2 住居を奪われる切実さ (131)
 第3 長期間の計画放置および計画変更が生んだ深刻な事態 (132)
  1 長期間の計画放置 (132)  
  2 都市計画変更による侵害 (133)
  3 適正な説明や補償なくして奪われている現実 (134)

第7章 適正手続及び説明義務違反の本件道路計画 (136)
 第1 適正手続違反 (136)
  1 はじめに (136) 
  2 計画段階アセスの対象事業と求められる複数案の検討 (136)
  3 本件で検討された複数案の問題点 (137)
  4 事業を行わない案(ゼロ案)を検討していない違法 (138)
  5 府中街道の改良再生(拡幅)案を検討しない違法 (140)
  6 「採用可能な」選択を排除した違法 (142)  7 結論 (143)
 第2 説明義務違反 (143)
  1 はじめに (143)
  2 法的義務としての説明義務、住民との合意形成の重要性 (144)
  3 国土交通省や東京都が掲げる道路建設の基本的方針(合意形成) (146)
  4 住民との合意形成を無視した東京都による本件道路建設事業 (157)
  5 結論 (164)

第8章 訴えの利益に関する被告ら主張に対する反論 (166)
 第1 はじめに (166)
 第2 行政事件訴訟法9条2項及び二つの最高裁判決の意義 (167)
  1 行政事件訴訟法と最高裁判決による原告適格の拡大 (167)
  2 平成元年最高裁判決及び平成17年最高裁判決の趣旨 (168)
 第3 本件において保護される個別的利益の内容について (170)
  1 健康及び環境的利益 (170) 
  2 文化的な都市生活の確保と文化的利益 (172)
 第4 原告標、原告下司、原告沼田の原告適格について (174)
  1 原告標について(174) 
  2原告下司について(175) 
  3原告沼田について (177)
 第5 事業段階関係地域に基づく原告適格の判断基準について (178)
  1 被告ら主張 (178)  
  2 被告ら主張の誤り (179)
 第6 まとめ (180)

おわりに (181)

posted by 338 at 11:37| 338号線計画を考える資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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