2010年12月03日

市民が測定した府中街道沿いのNO2濃度

 都道小平3・3・8号線計画を考える会では、今年7月12日〜18日の間、府中街道周辺の大気汚染物質(NO2)測定調査を行いました。

 現在、東京都は、都道小平3・3・8号線の建設に向けて、環境アセスメント調査を行っています。当会では、3・3・8号線が建設された場合に周辺環境に与える影響を市民の立場で評価する「市民アセスメント」に取り組んでいますが、7月のNO2測定調査はその一環です。


※以下の画像はクリックすると拡大します。

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 この調査では、道路交通が周辺の大気環境に与える影響を評価するために、府中街道沿いに6つの測定地域を設定し、それぞれの地域について、府中街道から0m、10m、60m、110m、それぞれ離れた地点、計23箇所で、1日24時間、7日分のNO2濃度を測定しました。測定にご協力くださった地域のみなさま、ありがとうございました!

 測定の結果、現在の国の環境基準(0.04ppm〜0.06ppm)を超えた地点はありませんでした。ただ、1978年以前には、国の環境基準は、現在よりも厳しい0.02ppmでした。

 今回当会の調査にご助言・ご協力いただいた「大気汚染測定運動東京連絡会」では、このことを考慮して、4段階のNO2濃度判断基準を設定しています。この基準では、1978年以前の環境基準0.02ppm以下は「余り汚れていない」、0.02〜0.04ppmは「少し汚れている」とされており、今回調査した23ヶ所のうち19ヶ所が「少し汚れている」に該当します。

 府中街道沿い(0m)地点のNO2濃度が特に高くなっています。玉川上水沿いは、木々の影響で多少空気がきれいなのかと思っていたら、道路があるせいか、他よりも濃度が高めになっています。

 地図の○の中の数字がちょっと見にくいのですが、16〜23の地点の価が全体的に他の地点よりも低くなっているのは、NO2測定値をPPMに換算する際、16の地点以降で試薬がなくなってしまったためです。次回以降、気をつけたいと思います。

 一般的に、夏よりも冬の方がNO2濃度が高くなると言われています。当会では冬季にも同様の調査を実施する予定です。また12月2日から3日にかけて行われている「第67回NO2全都いっせい測定」にも参加しています。
posted by 338 at 10:35| 338号線計画を考える資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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